
試験方法は、極間法による蛍光磁粉を用いる湿式・連続法で行う
探傷面に付着した油脂類、塗料、錆等の検査結果に有害な影響を及ぼすもの、検査液を汚濁するようなものは予め除去する
(a) 測定された標準試験片の傷のある面を探傷面に向けてテープ等にて密着させる
(b) 試験片に傷と並行方向に任意にて磁極を配置し、通電しながら検査液適用して欠陥磁粉模様が現れるのを確認する
(c) 試験片の傷と並行方向に任意にて磁極を移動させて探傷し 欠陥磁粉模様が現れる範囲(探傷有効範囲-下図斜線部分)を求める
(d) 探傷有効範囲を設定し全溶接部を探傷する為に磁極を移動させていく場合の移動距離(探傷ピッチ)を決定する
試験漏れの部分を確実に無くすために必ず探傷ピッチを任意の距離にて重複させる
原則として溶接線に対し、平行及び垂直の2方向に磁極を配置して行い検出された傷が傾きを持っている場合、磁力線が傷に対し直交する方向に磁化させる
検査液は十分に攪拌した後、磁化装置に通電しながら探傷有効範囲内の外側から静かに且つ探傷有効範囲全面に行き渡るように適用する
検査液の適用を開始してから、探傷有効範囲内に於ける検査液の流動が停止するまで行う
一試験単位毎に検査液の適用後ただちに行う
磁粉模様の確認は一試験毎に検査液の適用後ただちに行う
磁粉模様が検出された場合はその模様が欠陥によるものか又は形状等による疑似模様かを判別する為目視による観察と再検査を行う
欠陥の判別が困難な場合は下記により確認する
(a) 形状不良等により生じたと思われる疑似模様はその部分をグラインダー当に平滑に仕上げて再検査を行う
(b)その他の磁粉模様が現れた場合は他の検査方法により再検査を行う